【今更レビュー】『Avatar』を観た
アバターみた。
感想を羅列。
- やりたい内容に対して尺が足りてない。
- ナヴィに同調する仕掛けが不十分な気が。(その分会社側をムカツクしようにはしてるけど)
- 結局解決手段としてナヴィ側も戦いを選ぶ点が最大の不満。つーか結構皆好戦的だし。それはナヴィ哲学と矛盾しないのだろうか。まぁ地球側が、愛に目覚めて撤退するなんてご都合主義よりはマシだけど
- ナヴィから見た他種族の見え方が不明瞭。対等なのかナヴィが上位なのか。鳥みたいな(追記:イクラン、ですね)の相手に平気で「仕える」なんて語彙を選ぶあたり違和感
- ジェイクの優柔不断ぶりは異常。心情的にほぼナヴィになった状態でも、立ち退き(逃げる)を話し合いで要求しようとする姿は滑稽ですらある。「揺れてる」描写も特にないのに
- ナヴィは明らかにネイティブアメリカンのアレゴリーだと思うけど、あの結末は歴史に対してどういう結論を出してるのだろう。追い払った、という結果からして一定の意見を提出してるとは思うけど
- それとも単に、過去の侵略は悪だからサクッと反撃成功させてスカッとしようぜ!ってことなんだろうか
- 細かいツッコミとしては、ダイナマイト投下予定地に爆薬の他に弾薬、燃料満載の鉄の塊を墜落させることは、本当に「阻止」になってるのかが疑問
- 3Dを意識した映像であることはよく分かった。3Dで観なかったのが残念。表情が思った以上に綺麗に出てて感情移入しやすい。
- ナヴィ体との精神接続の理屈は設定上どこまで練られてるのだろう。遠隔地でのログイン・アウトが自由ってのは、縛りが緩いなと感じた。接続中で死んでも強制切断されて生きのびれる様な描写もあったし。(瀕死→意識不明→解除ってことなのか?)
- トリとかウマとかオオカミとかは物凄い乗ってみたい。凄い爽快そう。特にトリ。スゲー魅力的
- 先代のイクーナマクトが、部族をまとめたってのは、どういう意味なんだろう。まとまる以前はバラバラだったのかな?
- あ、あとジェイクは族長の娘を全力で寝とった訳だが、あんな個人的なやりとりだけで許されるような事態何だろうか。そのことはどう評価されてるのか気になる