年越し派遣村

麻生さんがハローワークに視察に行ったそうな。
「やりたいことがなんなのか」みたいなことを求職者に言ってる。
うーん、何がやりたいかなんて事を問題にしてる場合じゃねえんだよ!って思っただろうねー。その辺はやっぱりズレてるのかも。
編集のせいかもだけど、その辺の危機感は分かってないのかなと思っちゃう。



対して、派遣村の人は
「(総理も)着の身着のまま公園をぐるっと回ってみればいい」
とかなんとか。
もっとマシなコメントあったと思うんだけどね。感情論だけ振り回されてもって感じ。
彼らの求める「政策」ってどんなのだろう。
当面の衣食住、職の安定くらいしか思いつかないのだけど、その優先順位はどうなんだろう。ネカフェ難民の話を聞くと、雨露凌げる場所の必要性は凄い。地方の対策も仮住居の設置みたいなのが多いらしい。

派遣でない就職はどれくらい厳しいのだろう。どれくらい「選ばなければ」定職に就けるのか。
この厳しさがどれくらいか、きっと政治家は分かってない。
僕も実感出来ない。その材料が足りない。

で、その感情論だけ取り上げた番組でも、麻生さんのコメントに対して

「口先だけじゃだめ」
「言葉はいらない」

なんて言いながら、その後発言についてしかコメントしない。麻生さんが何をして何をしていないか、何をすべきなのか、ということにはほぼ言及しない。
そんな事で評論家とかコメンテーターとか名乗るなと言いたい。もう「雑談屋」とかでいいよ。




みんなこぞって政治に文句言ってるけど、企業の役割とかってあまり触れられないよね。